疲労とヘルペスウイルス(帯状疱疹)本筋は帯状疱疹の事について書きたいと、タイトルも(帯状疱疹)としています。ヒトの身体に感染症をおこす生物を大きい括りで分けると細菌とウィルスがあります。ヘルペスウイルスは字のとおりウイルスになります。ウイルスとい生物は他の生物に寄生しなければ生きていけません。ウイルスが寄生する先の生物を『宿主』と呼びます。人がウイルス感染しているとすると、人=宿主です。ウイルスは宿主の中での生き延びるために特長があります。宿主の体で急速に増殖して、出来るだけ多くの宿主に広げ(感染拡大)生き延びようとします。またウイルスによっては、一旦宿主の中で感染が落ち着いても死滅はせずに、自分の遺伝子を宿主の体内に残すタイプがあります。このような状態を潜伏感染といいます。この潜伏感染のタイプの代表的なものがヘルペスウイルスです。人を宿主(人に感染)とするヘルペスウイルスは、現在のところ8種類があります。ヘルペスウイルスの代表的なものを3つほどあげてみます。①単純ヘルペスウイルス1型唇や口のまわりの...2026.09.09 11:49
疲労とヘルペスウイルス(帯状疱疹)疲労は色んな健康問題や病気の原因となり得ると、何となくは考えていても私自身の中でもきちんと理解できていない事でもあるんですが、今日は疲労と帯状疱疹の関係性について書いてみたいと思います。帯状疱疹という病態は、私が病院看護師~訪問看護師をしていたこと(40年~25年前)は、体に負担となる抗がん剤などの治療や高齢者が罹患している印象でした。私が巷の事は知らなかっただけなんでしょうか今現在は、特にコロナ禍以降、子どもから若者までも、「帯状疱疹らしい」「帯状疱疹と云われた」などと見聞きします。先日も親戚の法事に行った時に、参加していた親族が「うちの嫁(30歳代)が帯状疱疹らしい」という事を話していました。『疲労』というのを考えてみると、休みなく心身を使う事によって体の機能に支障が生じた状態と考えられます。私達が使う言葉に『疲労感』があります。平易な言い方をすれば『疲れたと感じる』でしょうか。しかしこの『疲労感』は個人差も大きく、やり甲斐や、やった後の報酬などで表に出てこない事...2026.09.08 09:02
体の中で脂肪はどんなしてあるの!?(コレステロール・中性脂肪とは)ビタミンで水溶性ビタミンと脂溶性ビタミンがあるという事はある程度の栄養マニアの方々は良く知っている事だけれども、そうではない方々へお話する時に、「脂溶性って?」というご質問を受けたりする。私自身も看護師でありながら栄養療法に関わるまでは知らなかったというか、知る機会を逃していたというか。。。コップに入れたお水の中に、油を垂らすと、お水と油は反発しあう事は多くの人は想像できるでしょう。体の中でも、脂質と水は混ざり合う事はなく反発しあいます。それは消化吸収される前の胃の中でも同じです。胃の中は胃酸や胃粘液は水溶です。その水溶と食事に含まれる油は混ざり合わずに反発しあいます。胃・腸の消化管から吸収されてリンパ管・血管の中でも脂単独ではリンパ液や血液と反発しあいます。私達の体では、リンパ液、血液の中でも脂質を輸送する特別な輸送体グループが有ります。この輸送体グループの事を、『リポタンパク』といいます。このリポタンパクは4種類(5種類との考えもある)に分類されます。車の種類を配...2026.08.20 11:06
脂肪の消化(コレステロール・中性脂肪とはの前に)私達が食事から摂る脂肪・食品に含まれる脂肪は大方が中性脂肪(トリグリセリド)として存在しています。それにはリン脂質、コレステロールも混ざっています。さて、長い長い脂肪の旅になりますが、食品として口から摂りいれた脂肪の行方を追ってみましょう①食事をする⇒②胃に到達した脂肪はまだ大きな塊の状態です⇒③脂肪の消化は小腸に入ってから始まります⇒④脂肪が小腸上部(十二指腸)に到達したところで、胆のうから分泌される胆汁と混ぜ合わされます(胆汁は脂肪の塊を小さな粒にして流れやすくする)⇒⑤膵臓から脂肪分解酵素のリパーゼが分泌されます。リパーゼにより中性脂肪はグリセロールと脂肪酸に切り分けられます。ここで脂肪の消化は一旦終了です。※①この段階で脂肪酸がこれ以上細かく分解されることはありません。この脂肪酸の状態で直接的に吸収され体を作る脂肪酸となるのです。つまり霜降り肉などを多く摂れば飽和脂肪酸が、サラダ油などを多くとればリノール酸が、サンマなど(魚油)を多く摂ればEPAが、そのままの...2026.08.15 11:16
脂肪酸について(コレステロール・中性脂肪とはの前に)前回からあっという間に一週間ほど経ってしまいました。コレステロールと中性脂肪の違いについて書きましょうとの事でした~自分で約束していながら、なかなか難題だなーと思いつつ、日にちが経って始末たのです。何から書き始めようか、、、中性脂肪とは!?からが良いかも!!!とします。脂肪(脂質)は主に3つの元素から出来ています。水素、酸素、炭素の3つです。元素は、お互いがつながる時に一定のルールが有るのだそうです。脂質を作っている水素、酸素、炭素においても、水素は一本の手、酸素は2本の手、炭素は4本の手が有るので、そのすべての手がつながる様に相手を見つけなければなりません。炭素は前後左右と4本の手が有ります。前後の手は同じ炭素同士の手と結びます。左右の手は一本の手の有る水素と結びつきます。両側に水素を従えた炭素の行列が出来るわけですこの行列の長さで短鎖脂肪酸(炭素数2~6)、中鎖脂肪酸(炭素数6~12)、長鎖脂肪酸(炭素数14以上)との分類されますこの行列は炭素の行列はまだ完成では...2026.08.10 12:29
コレステロールと中性脂肪は何が違うの?今日のブログタイトルは、私がクライアントAさんから直接受けた質問なんですAさんは、ある病気が分かったことで栄養療法を頼ってこられ、以降15年ほどの長いおつきあいのある方なんです病院で受ける検査も、人間ドックで受ける検査も、分子栄養学的視点から判断する事にもすっかり慣れていて、周りの人(家族や友人、通院している医療機関スタッフ)へもその様な視点で検査をみる事を、少しずつ小出ししているのだそうです。ある日の通院の日、その医療機関の医療従事者の方からAさんはご相談を受けたのだそうですその医療従事者の方は、『最近コレステロールだったか中性脂肪だったがが高くて、お薬を飲むように云われているんですがどう思いますか?』Aさんが『数値は何が高いんですか?』と聞くと医療従事者の方は『どっちだったかな? てかコレステロールと中性脂肪は何がちがうですか?同じ脂肪でしょ』と云ったとかAさんは『わかりますか! 医療従事者でない私が医療従事者の方から医療の質問を受けたんですよ!すごくないですか!...2026.08.05 09:32
腎臓なんだか最近、腎臓疾患のご相談が多かったり、親族で腎疾患で通院中の人がいたりですが、腎臓の事、腎疾患の事、まだまだ理解が不十分な私ですので、復習・予習のつもりで今日は腎臓について書きます。私達の体では常にたくさんの老廃物が発生しています。これらの老廃物の排泄が滞って体内に蓄積してしまうと、組織・細胞にダメージが生じます。腎臓は体の老廃物の排泄に重要な役割をしている臓器です。腎臓の構造的な事腎臓はソラマメに似た形をしていて、腰の上あたりに左右一つずつあります。一つが約120gほどで大きさは握りこぶしくらい。第12胸椎から第3腰椎の間に存在しています。ソラマメの様な形の凹んだ部分を腎門(じんもん)といいます。腎門からは尿管が出ていて、この尿管は下向きに膀胱とつながります。また腎門には動脈・静脈が出入りしています。腹部大動脈→腎動脈から腎門へ流れ込んだ血液は、細かく枝分かれした血管を通り、糸球体という濾過をする組織にたどり着きます。その糸球体で血液を濾過した水分(原尿)が作...2026.08.04 11:11
疲労を感じる時にとってほしい栄養製品№②前回、エネルギー生産作用、抗酸化作用を併せ持つコエンザイムQ10を、疲労を感じない身体作り、または疲労回復の有用性の観点から提案します!と書きました今回はコエンザイムQ10について書いていきましょうコエンザイムQ10が不足することで様々な症状がでます□動悸・息切れがする □疲れやすい □足がむくむ □手足が冷えて困っている□低血圧で困っている □免疫力の低下が気になる □トレーニングの結果が出ない□運動しているのに体脂肪が減らない □歯肉からの出血が気になる □肌のシワが気になるチェックした項目が多い方はコエンザイムQ10の補給で症状の改善が期待されますコエンザイムQ10の主な2つの働きエネルギー産生作用私達の体では、食事から取り込んだ栄養素のタンパク質・脂質・糖質を代謝して①身体の活動に必要なエネルギーを作ります②それにより身体の細胞の機能を促進します③基礎代謝の低下による肥満の改善します④免疫力の向上させます⑤運動機能・持久力を向上させます抗酸化作用活性酸素による...2026.07.15 11:34
疲労を感じる時にとってほしい栄養製品№①下の項目、当てはまるのをチェツクしてみましょう!□ 多少疲れていても、楽しいイベントなどに参加すると疲れが消える□ 人から頼られると、張り切って頑張るタイプだ□ 大きな課題を成し遂げた後の達成感や充実感がたまらなく好きだ□ 自分へのご褒美があれば、つらい事でも乗り越えられる□ 休日はなるべく遊びや買い物などの外出をするようにしている□ 寝ている時間がもったいなく感じるので、眠くても起きて趣味などの時間に使っている□ 責任感のある仕事を任されていて、今まさにやる気に満ちているどの項目も前向きな姿勢がうかがわれますが、当てはまる項目が多いほど、「隠れ疲労」状態に陥りやすいんのです現代人の疲労についてのと調査によると非常に疲れを感じているとの回答した人は⇒17.4%やや疲れていると回答した人は⇒61.7%どちらとも言えないと答えた人は⇒10.8%あまり疲れていないと答えた人は⇒8.6%疲れていないと答えた人は⇒1.5%なのだそうです。身体から発せられる3大アラームって知って...2026.07.15 09:33
医療情報の提供③医療情報の提供について、だいぶ間が開いてしまいましたが書いときます(私の備忘録として)Cクリニックで通院診療を受けているAさんは、Cクリニックの医療関係者(医師からではない)から、『慢性腎疾患の状態にあります』、『当院は自治体と連携して慢性腎疾患患者の病気の進行を予防することに取り組んでいます、その様な方向性でよろしいでしょうか』と 口頭で説明がありました(あったように思います)後日にAさんが別件で済んでいる自治体の役場に出かけていくと、別の窓口を案内され、役場職員から「クリニックから検査が届いています、状態を共有しましょう」と話され、Aさんは自分では分からないので〇(私)に電話するようにと」話し、役場から私に電話があったとという事を、前回まで書きました。役場職員から電話があった時に、私はたずねました「検査結果はAさんが自分で持ち込んだのですか?」役場職員は「いいえ、クリニックから情報提供書と一緒に検査結果が届いています」私は言いました「Aさんの個人情報ですのでAさん...2026.06.27 11:37
医療情報の提供②医療情報の提供のパート②挙げている写真は、私の家族(母)が入院した時の説明と同意所前回からの続き、3月の下旬に親族のAさんの通院するC内科クリニックでに同行して、検査結果の説明を受けた。親族Aさんは、目の具合が悪いという事で眼科診察したところ、糖尿病から来ることが考えられるために内科クリニックで診断を受けるように云われた。Aさんはその1年前の健診でも血糖値異常を指摘されて、C内科クリニックにて内服薬が出されしばらく通院していたが6か月ほどで自己中断していた。AさんはC内科クリニックへ再び受診し糖尿病、高血圧と診断され、眼科の治療と並行して内服治療がおこなわれた。AさんのeGFR(腎機能のマーカー)が49であったのは、最初に通っていた時で、再受診してからの測定はされていない様だったので、私の方からその必要性をたずねたところ医師の方から、『しばらくあいていますね、次回(1か月後)に測定しましょう』という事になった。その1か月後の間に、Aさんは眼科の手術を全身麻酔で行う事に...2026.06.06 11:15
医療情報の提供について今国会で、下記の事が通った事をご存知でしょうか。政府が提出し、5月26日に衆院で可決されました。統計情報の本人同意不要化:現行法では本人の同意が必要な病歴や犯罪歴などの「要配慮個人情報」について、個人が特定されない「統計情報」の作成に限り本人同意を不要とする特例が設けられました。そして最近、私の身辺でも、医療に係っていて、個人情報の利用とプライバシー保護の面でどうなのよと感じる事があったので、その事について私自身の頭の整理をする意味でも書いておこうと思います。私の親族Aさんが、最近目の調子が悪いと言ってきたので、まず眼科に行くように勧めました。Aさんは眼科を受診すると、B眼科医師から目の状態は糖尿病から来るものと考えられるので早急に内科を受診するようにと云われたました。Aさんは、B眼科からの紹介状を持ちC内科クリニックを受診しました。Cクリニックでの検査・診察で、かなりの高血糖と高血圧で2種の糖尿病治療薬と2種の降圧剤が処方されました。C内科クリニックからB眼科へ紹介...2026.06.04 10:27