医療情報の提供②医療情報の提供のパート②挙げている写真は、私の家族(母)が入院した時の説明と同意所前回からの続き、3月の下旬に親族のAさんの通院するC内科クリニックでに同行して、検査結果の説明を受けた。親族Aさんは、目の具合が悪いという事で眼科診察したところ、糖尿病から来ることが考えられるために内科クリニックで診断を受けるように云われた。Aさんはその1年前の健診でも血糖値異常を指摘されて、C内科クリニックにて内服薬が出されしばらく通院していたが6か月ほどで自己中断していた。AさんはC内科クリニックへ再び受診し糖尿病、高血圧と診断され、眼科の治療と並行して内服治療がおこなわれた。AさんのeGFR(腎機能のマーカー)が49であったのは、最初に通っていた時で、再受診してからの測定はされていない様だったので、私の方からその必要性をたずねたところ医師の方から、『しばらくあいていますね、次回(1か月後)に測定しましょう』という事になった。その1か月後の間に、Aさんは眼科の手術を全身麻酔で行う事に...2026.06.06 11:15
医療情報の提供について今国会で、下記の事が通った事をご存知でしょうか。政府が提出し、5月26日に衆院で可決されました。統計情報の本人同意不要化:現行法では本人の同意が必要な病歴や犯罪歴などの「要配慮個人情報」について、個人が特定されない「統計情報」の作成に限り本人同意を不要とする特例が設けられました。そして最近、私の身辺でも、医療に係っていて、個人情報の利用とプライバシー保護の面でどうなのよと感じる事があったので、その事について私自身の頭の整理をする意味でも書いておこうと思います。私の親族Aさんが、最近目の調子が悪いと言ってきたので、まず眼科に行くように勧めました。Aさんは眼科を受診すると、B眼科医師から目の状態は糖尿病から来るものと考えられるので早急に内科を受診するようにと云われたました。Aさんは、B眼科からの紹介状を持ちC内科クリニックを受診しました。Cクリニックでの検査・診察で、かなりの高血糖と高血圧で2種の糖尿病治療薬と2種の降圧剤が処方されました。C内科クリニックからB眼科へ紹介...2026.06.04 10:27
胃腸の事②機能性ディスペプシア症状の原因となる器質的、全身性、代謝性疾患が無いにもかかわらず、慢性的に心窩部痛や胃もたれなどの心窩部を中心とする腹部症状を呈する疾患と、定義されています私のとこのクライアントさんのNさんは、この4月の初めころから、みぞおちの不快感、ムカムカ感、食欲不振があり、そのころに予定していた人間ドックに胃カメラを追加しました。人間ドックで受けた血液検査、胸部レントゲン、胃カメラの検査は異常は云われませんでした。検査に異常なしとの事で一安心しましたが症状は続いていました。5月初旬に消化器内科クリニックを受診し、自覚症状を話すと、胃カメラと腹部エコー検査を勧められて受けました。胃カメラ、腹部エコー検査の結果に異常はみられずに、そこで医師から機能性ディスペプシアが考えられると言われました。医師に希望なら胃薬を出しましょうと言われ、さほど薬は必要ないのだろうと、お薬の処方は受けずにいます、という時点でのご相談でした。N子さんご自身でもすでに耳慣れない機能性ディスペプシアについて情報を...2026.05.30 09:59
胃腸(消化管)の事有る時期に有る症状・疾患についてのご相談があると、なぜかその後に同じ症状や疾患のご相談が相次ぐという事が結構あります、氣の流れでしょうか、氣があってくるのでしょうかという事で、最近は胃腸(消化管)症状・疾患についてのご相談が多いのです。私の復習もかねて、備忘録として書いときます消化管とは、口から肛門まで続く一本の管になっています。体の内と外を仕切るバリアとしての働きがあります(消化管は体の外という認識です)私達が食べたものは、必ずこの管を通って、便として排泄されます。消化管のそれぞれの部位には、それぞれの環境に適した細菌が住み着いています。ヒトの腸内には100兆個もの腸内細菌がいますヒトの便の半分以上が腸内細菌とその死骸からなっており合わせると1㎏~2㎏にもなるといいます1)ヒトが食事をすることで食物から腸内細菌はエネルギーを獲得している2)栄養素の吸収に関わっている3)腸内細菌が水溶性食物繊維を発酵分解することで、酢酸・プロピオン酸・酪酸などの短鎖脂肪酸を産生してい...2026.05.26 10:19
血液検査深堀り MCVの場合②昨日に引き続き血液検査深堀り、MCVについて書きたいと思います。貧血のタイプを分類するために、MCV値をみる事はとても大切な事です。しかし現状、医療現場や健診では検査されていなかったり、検査され検査表に記載されていても、受検者へ検査の意味をしっかりと伝えられていない印象です。貧血の分類とは、小球性貧血、正球性貧血、大球性貧血とに分けられます。MCVが90より小さい時(分子栄養学的栄養療法的に)小球性貧血のタイプです。(一般に医療的にはMCVが80以下を小球性とすることが多い)ヘモグロビンという荷物を運ぶトラック(赤血球)の容積が小さいということです。小球性貧血のタイプは、鉄欠乏性貧血に多くみられます。また癌や慢性疾患によるACD(慢性疾患による貧血)の場合もこのタイプが多いです。MCVが90~100の場合は正球性貧血に分類されます。ヘモグロビンを運ぶトラック(赤血球)の容積は正常だが、中の荷物(ヘモグロビン)が少ないという事です。出血性貧血、溶血性貧血、再生不良性貧血...2026.04.29 10:48
血液検査の深堀り、MCVの場合①貧血検査で行われる血算といわれる検査でおおかた行われている項目にMCVという項目が有ります。日本語に略したら、赤血球平均容積という項目です。つまりは赤血球の平均した大きさをみる検査です。上にあげた検査結果はご相談に来られた方のですが、MCVの値が基準値を大きく外れています。この方の検査結果は、WBC(白血球数)、RBC(赤血球数)、PL(血小板)も血球の数値が低いです。この方は二十年以上前に血液の病気を患った事が有ります。私のクライアントさんになったのはこの10年ほどです。病院での治療は二十数年前に終了したとの事ですが、この10年ほど見させて頂いているデーターはだいたい上の結果と似たような感じです。血液疾患の名残りみたいな感じでしょうかこの方の自覚症状は、頭痛、頭重感、怠さです。栄養療法医師へ検査データーに基づいて相談すると『現在は血球数の変動はみられません。今のところ慢性的に経過している様ですが、急性変化も起こり得るので、分化誘導アプローチはしっかりされて下さい』と...2026.04.28 12:28
大腸癌の学び大腸癌についてご質問があったので、私自身の学び・備忘録として書きます。概念大腸癌は、大腸粘膜に発生する悪性腫瘍で、直腸とS状結腸で大腸癌の70%を占めます。99%は良性のポリープから発生します。症状・下血:直腸、S状結腸癌の初期症状で、血便、粘血便の形をとる・便秘:癌が発育し腸管がつまった状態になり、便秘傾向が強くなる。・腹痛:癌の発育により、腸管がつまって腸閉塞になり、腹痛が起きる。・下痢:上行結腸癌の場合、腸内容物が液状のため、下痢になりやすい。・貧血:上行結腸癌の場合、下血がわかりにくく、貧血で発見されることが多い。初期では自覚症状を認めない場合が多い分類2026.04.13 11:21
4月から変わる健診制度2026年4月から、協会健保の健診の制度変更があります。今回の制度変更では、健診センター側、健診を受ける側と双方に色々な変化があります。これまでは、協会健保の生活習慣病予防健診(図上の方)を受けた場合、加入者(被保険者・本人)の働く企業が約5,000円を負担して、協会健保から14,315円が補助され、約19,000円の検査を加入者は大きな負担無く受けられていました。それが、この2026年4月からの制度変更では、生活習慣病予防健診だけでなく、人間ドックを受診すると25,000円の補助が出るようになります(図下の方)これまで費用面で人間ドックを受けれず、生活習慣病予防健診で済ませていた人が人間ドックに移行する事が増えるだろうと想定されます。例えば40,000円の人間ドックを受けると、25,000円は補助が出るので、企業と本人での自己負担額が合わせて15,000円で済むことになるとの事。人間ドックの受診者を増やすことで、病気の早期発見・早期予防することで医療費を削減したいと...2026.03.27 09:37
イソフラボン③提携機関のKYBソリュージョンズからメッセージを頂いたのでシェアします。イソフラボンについてご質問をいただきました。Q ケンビックスのイソフラボン製品の1粒って、納豆や豆乳だとどれくらい?A イソフラボン量の目安 ・豆乳200ml:約20㎎~50㎎のイソフラボンの量 ・納豆1パック(45g):約30㎎のイソフラボン量 ・豆腐1丁(約350g):約70㎎のイソフラボン量※参考:食品安全委員会データ※食品に含まれる量は、ばらつきがありますケンビックスシリーズの『イソフラボン』は、1粒でイソフラボンアグリコンとして28㎎(総配糖体として45㎎)納豆1パックに近い量を、ケンビックスシリーズ『イソフラボン』では1粒で手軽に摂取できます。食品だと日によってばらつきが出やすいため、食事にプラスして調整しやすい点も特長です。2026.03.26 12:05
イソフラボン②イソフラボンについて前回に続いてですイソフラボンの過剰摂取が指摘されたり、更年期対策として摂る場合イソフラボンよりもエクオールで摂る方が良いと云われたりしています。その事に対して直接的に、イエス、ノーとの意見を言える立場にはないので、私自身が分子栄養学の学びで得た事や研究報告の情報を書きたいと思います植物由来の化合物のファイトケミカルは、糖と結合した状態であり、そういう状態を配糖体といいます。大豆イソフラボンにおいても自然界で存在は配糖体型で存在しています。配糖体型から、糖が外れた形をアグリコンと言います。糖が外れたアグリコン型になると、分子量が小さくなるので胃腸から吸収されやすくなります。前回書きましたが、イソフラボン(アグリコン型イソフラボン)は、女性ホルモンのイソフラボンと分子構造が似ているため、エストロゲン受容体と結合しやすく、更年期症状の改善に役立つとされています。本題に入る前に、大豆イソフラボンには大きく3つあります。ダイゼン、ゲニスティン、グリシスティン...2026.03.20 11:29
イソフラボン取り扱っている栄養製品メーカーの今月の推し(キャンペーン)製品が、女性の元氣をサポートするという意図がうかがえる(笑)、ヘム鉄とイソフラボンです。時期を同じくして、更年期突入の女性の方から、イソフラボンについてのご質問があり、お答えするためにも事前学習との事で、今日のブログを書いています。大豆の成分に含まれるイソフラボン、女性ホルモンに似た作用を持つことから、ファイトエストロゲン(植物性エストロゲン)とも呼ばれています。植物性エストロゲンには多種多様なものが自然界には有りますが、人の食生活、特に日本人の食生活に馴染みが深く、体にとっても有用なものが大豆イソフラボンです。イソフラボンは、自然界の攻撃から身を守る為にマメ科植物が作る物質の総称を云うのだそうです。大豆や大豆製品に多く含まれています。食品中のイソフラボンやサプリメントとして摂取したイソフラボンは、体内のエストロゲン受容体に結合して、エストロゲン様作用を示すため更年期から閉経期の女性にとって骨粗鬆の予防、動脈硬...2026.03.10 11:30
講演会 ②去った2月22日にあった オーソモレキュラー分子栄養医学協会主催栄養の力でカラダの内側から輝く 美しさを整える2番目に登壇した 新垣 実先生のお話を振り返ってみましょう美容+分子栄養学=美容内科を標榜し、新垣形成外科の院長で有られる新垣実先生のプロフィールが映像で紹介されていました。新垣 実先生は、私が看護師として初任の沖縄県立中部病院で、当時研修医で有ったように記憶しています。新垣先生は、沖縄県で初の美容形成外科の開業医と話されていました今回の講演では、毛髪の問題やニキビやアトピー性皮膚炎など皮膚のトラブル、瞼形成などのビフォアーアフターが紹介されていました。毛髪の問題、例えば男性型脱毛症治療薬で使われる内服薬デュタステリドは、早期に効果を示す事が多いが、次第に効果が低くなる事も多い栄養療法との併用の場合、効果が継続する血液検査の数値の判断として、一般の基準値とオプティマムレンジとの考えがあると。(私は初めてオプティマムレンジという言葉を聞きました。もともとある用語...2026.02.24 09:42