最近の栄養カウンセリングの現場から② ビタミンB群編

熱い日々ですね、気温39℃とか40℃とか、地球丸ごと発熱レベルですね

沖縄地方は、今のところの気温は33℃~35℃

沖縄より北海道の気温が高いとはどういう事なんでしょうの今日この頃です

土用丑の日は8月4日過ぎてしまいましたが、この暑さを乗り切るには毎日でも食べたいと、画はうな重にしました。

前回の更新に引き続き、栄養カウンセリングの現場から、私がアドバイスしたケースの事を書いていきます。

ビタミンB群の摂取を勧めたケース

② 「立ち上がると天井がぐるぐる回るんです」と電話してきたA子さんのケース

A子さんは60歳代後半の方、音楽教室の講師をされている

日曜日休業日に携帯電話にA子さんからの着信がある

「立ち上がろうとすると天井がぐるぐる回るんです」「そして食欲もないんです」

A子さんは2年前に、脳梗塞と思われる(ベッドから起き上がろうとすると右足に力が入らず転倒し、同時に言語障害があった)症状があり救急搬送された。

病院では、血栓融解治療を受け1週間入院、退院時には麻痺などの後遺症はなかった。

退院後は一週間の自宅療養後にこれまでと同じように仕事復帰が出来た。

病院からは、血糖値が高め(HbA1c6.5くらい)、コレステロール高め(LDLコレステロール140くらい)で薬物療法がはじまった。定期的に通院していた。

脳梗塞後に、栄養製品の希望があり私のところのクライアントさんとなった。

分子栄養学に基づく検査を旦那さんと一緒に受けられ、お二人それぞれ栄養療法医師から栄養素摂取のアドバイスがあった。

A子さんは、既往歴から、血流改善対策でビタミンC、ビタミンE、EPA、可能ならイチョウ葉エキス、コレステロール高めと脂質代謝改善剤のスタチン系薬剤が処方されていたので、その副作用予防のために、コエンザイムQ10、他カルシウム・マグネシウムがアドバイスされていた。

私との電話では、A子さんは「すぐに脳が心配なので主治医のところで脳のMRI検査をしたが異常ないそうです、先生は耳鼻科に紹介すると言ってました」と。

今現在の症状をおたずねすると「少し頭はぼーつとしている感じ、立ち上がったり、横を向いたりするとグラ~とめまいがする」と。

A子さんは血糖値高めと食事を控えがちなのでお食事量を聞くと「これまでは普通に食べていました、今は少し食欲おちています」と。

最近忙しかったですか?と聞くと「先週教室の発表会をやっと終えました、でも孫を見ないといけないので休まれないです」と。

耳鼻科の受診予定はいつですかと聞くと「来週です、あと5日あります」と。

私はAさんに少しでも早くビタミンB群を摂ってほしいと思い、ビタミンB群の製品、旦那さんに出されているの、残っていますか?ときいた。

「半分くらい残っています」と、

私は旦那さんに了解頂いて借りて、ビタミンB群の製品を、一回3粒ずつ一日3回摂ってみて下さい。摂って後の尿をみて、黄色くなければ一回量に一粒追加してくださいと話しました。

A子さん「そうします」と。その日のA子さんとのお話はそれまで。

3日後、A子さんのご体調が気になり、ラインでご連絡した。

「その後のご体調どうですか?」と。

A子さん「あー、連絡忘れていてすみません、2日くらいでよくなりました」と。

よかった、よかったでした。

私達は日常生活で、ストレスの積み重ねで自律神経失調のような状態を誰しもおこしかねない

また、A子さんは血糖降下剤の影響もあり、エネルギー代謝がうまくいかないのが引き起こした状態とも考えられる

この様な時は、ビタミンB群かなと。

反省するのは、常日頃からビタミンB群は充足しておくようにアプローチ出来ていなかったこと。

コレステロール降下剤を、ご本人が主治医とかけあい中止になったので 

コエンザイムQ10を引き算して、ビタミンB群を足し算とすることを 

ご本人と話し合っていこうと思う。



栄養カウンセリングユウケイ

【沖縄県沖縄市】 看護師の知識・経験と分子整合栄養学を融合した栄養アプローチを提案します。