前回、胃腸に重要なアミノ酸・グルタミンについて書きました
グルタミンは胃腸にとっても重要ですが、免疫とアミノ酸との観点で考えると、第一位に来るアミノ酸と思います。
免疫についての復習です。
免疫とは、病原性の細菌やウイルスが体内に侵入した時に、それを排除しようとして働く体の防御機構です。つまり、免疫力とは、ヒトが本来持っているカラダを守る基本的な力です。
ヒトの免疫力は、加齢と共に徐々に低下していきます。
また、激しい運動を行ったり、過剰なストレスがかかったりすると低下すると言われます。
(書きながら思い出したのですが、息子が中2の頃、アンダー13とかのサッカー県大会で、息子チームはあれよあれよと勝ち進みました。息子は早生まれなのでその時はまだ13歳、中学2年生から早生まれの3人が中1年生のチームに入っていました。決勝戦で強豪チームを相手に苦戦を強いられてました。終了まじかで早生まれ中2年生のR君のゴールで同点、そして息子の決勝ゴールがありチームは優勝しました。その時の息子の感想は、中二年生としての責任が果たせた!といってました。試合は日曜日の事で、翌日月曜日には息子は発熱して学校を休みました。受診してインフルエンザの診断をうけました。精神的にも、肉体的にも、かなり頑張ったんだな~と、当時感じた母でした)
免疫力は、加齢、冷え、疲労、運動不足、喫煙、ストレス、過度のお酒、などが原因で低下します。
免疫力が低いと、感染症に罹りやすくなるだけでなく、癌などの病気を発症するリスクも増加します。
また免疫力の低下時は、血行が悪化しているので、新陳代謝も低下していて美容の面でも悪影響が現れます。
免疫とアミノ酸
免疫の維持・向上に欠かせないアミノ酸として、特に必要なものはグルタミンです。
前回書いた、消化管粘膜細胞のエネルギー源となり、また腸管バリアー機能を維持します。
また、免疫担当細胞のリンパ球・好中球・マクロファージのエネルギー源となり細胞活性化させ体防御機構に働きます。
グルタミンは、運動量の高い身体的ストレスや精神的ストレスによって需要量が多くなります。激しい運動を行うと身体は強いストレスを感じ、それに対抗するために筋肉中からグルタミンが取り出されます。よって筋肉を分解してしまいます。
グルタミンを補給することで、その分解を防ぎ、免疫力低下を防ぎます。
グルタミンによる免疫力向上の調査があります。
フルマラソンレース後の免疫能力調査をするために、完走した151名を2グループに分け、
一方にグルタミンを7日間摂取させた調査結果で、風邪に感染しなかった人は、
非摂取グループで49%に比べ、摂取グループは80%でした。
免疫力向上のために分子栄養学アプローチとしては
必須アミノ酸、グルタミン、ビタミン(A、B群、C、D、E)、ミネラル(鉄、亜鉛、セレン)、オリーブ葉エキス、プロバイオティクス、が勧められる
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