今回エネルギー補給について投稿内容を練っていて、過去にティーダブログで書いた記事を読み返しました。14年前の私、子育てしながら分子整合栄養学の学びを超~楽しんでいた事を思い出しました。
2009年12月15日 ティーダブログ記事から
エネルギー生産
細胞の自家発電所に運ばれてきた燃料の中で中心的な役割をするのがブドウ糖です。
ブドウ糖は食品からはご飯、パン、麺類、砂糖などの炭水化物のかたちで身体には取り入れられます。
口から摂取した炭水化物は唾液、膵臓、小腸の消化酵素によりブドウ糖まで分解され、小腸から吸収されます。
そして肝臓を経由して体中をまわる血液へ送り込まれます。
体は常に十分量のブドウ糖を維持するように機能しています。
全身の細胞は必要に応じ、血液中からブドウ糖を取り込むのです。
さて・・・
細胞に取り込まれたブドウ糖はどのようにエネルギーに変わるのでしょう
細胞に持ち込まれたブドウ糖は細胞のミトコンドリア内で
一本のベルトコンベアー(イメージ^^)に乗せられて次々と分解されていきます
ベルトコンベアーで様々の過程を経て生命のエネルギー源である
”ATP”と呼ばれる物質を産み出します。
ブドウ糖1分子がクエン酸サイクル(ベルトコンベアー)をひと回りして
完全燃焼すると、38個のATPが作られます。
この”ATP”を用いて、私達の体は臓器や神経などの様々な組織の活動を行うことが出来るのです。
このベルトコンベアーはサイクル状になっているので『クエン酸サイクル』 または『TCAサイクル』『クレブスサイクル』と呼ばれています。
燃料のブドウ糖が運び込まれてくる限りクエン酸サイクルは回転を繰り返し
エネルギーを産み出し続けることができるのです。
このように、エネルギーの材料には主にブドウ糖が用いられますが
アミノ酸の一部、脂肪酸・グリセロールも用いられます。
ブドウ糖だけでエネルギー源が不足の場合には、アミノ酸や脂肪酸が特定の場所からベルトコンベアーに入り込みエネルギーの合成に使われます。
飢餓時には、肝臓内のグリコーゲンを分解しブドウ糖に変えたり
また筋肉を分解してアミノ酸に変えたり
皮下脂肪を分解し脂肪酸に変えたり
それらをエネルギー源にするのです。
だから・・・
サッカーサッカー少年達が、ハードな運動をしているにも関わらず
なが~い時間食事を摂らないことが心配なのです。
(最近では食事は出来ているみたいです^^V )
エネルギー不足(低血糖)でぶっ倒れてしまわないかと心配でした。
倒れないまでも体はエネルギー源を確保するために
筋肉を分解する…からだの故障…
成長期のスポーツ障害の誘引にならないか…
今日はここまで、また次回
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