ビタミン製剤が出されました ビタミンB12③2025.12.12 10:22ビタミン製剤が出されたのですが、飲んでいいですか?と、クライアントさんから聞かれたのをきっかけに、製剤と栄養療法で出される栄養素の違いについて書いてみようと、、、今回で3回目になっています。マニアックすぎ~!そこまで聞いていないという声が聞こえそうですが(笑)半分自己学習・復習、...
血液はどこで作られる?&血液の寿命2025.11.11 12:42このイラスト(boneってわかります?)を揚げながら、血液はどこで作られる?と質問するのもなんですが血液は胎児期(お母さんのおなかの中の頃)は、肝臓や脾臓で作られ生後から骨髄でつくられるようになり、乳幼児期には全身の骨の骨髄でつくられます。成人期になると腸骨(骨盤)や胸骨に限局さ...
血球成分(血液細胞)たち2025.11.10 11:33前回のおさらいにもなりますが、血液細胞について書きます。血液中には、3種類の細胞があります。赤血球の一番に重要な役割は、酸素を運ぶことです。映画 はたらく細胞では、女優の永野芽郁さんが赤血球役でしたね他に先輩赤血球に加藤涼さん、新米赤血球に板垣なんとかさん(あの今朝ドラに出ている...
貧血を学ぶ 血液検査について学ぼう2025.11.09 10:56貧血の事を学ぶ上で、本当はこの事を先に上げておいた方がよかったのかなと、、反省しつつなんですが今日は血液について、漫画・映画「はたらく細胞」くらい解りやすく簡単に書きましょう(願望)イラストは、検査で採血した様子、採血した血液を2本の試験管に入れている状態を書いています私達の体の...
思春期はたくさんの鉄が必要2025.11.06 11:36思春期、特に男子が貧血になるとのイメージは無いのかもしれませんが、意外と思春期の男女とも貧血にはなりやすいのです。男子の場合は、急速に骨格、筋肉が発達することで、血液量が増加し体が必要とする鉄分も増加します。食事からの鉄分の摂取が追い付かない場合に貧血になりやすくなります。女子の...
女性のライフステージと鉄不足の関係2025.11.04 09:32初潮→思春期(成長期)一般的に女性は10歳~14歳で初潮を迎えます。月経と貧血で考えると、月経中だけ貧血があるわけではありません。月経による出血で、15mg~28㎎の/月の鉄が失われています。月経量が多いや、期間が長い過多月経の場合はさらに失う鉄の量は多いと想定されます。毎月多量...
不定愁訴を考える(何となく体調が悪い、頭が痛い…)を考える②2025.08.20 11:48昨日と同じ画ですが、少し変わったところありますよ、お気づきでしょうか(笑)今日も貧血の女性のカウンセリングがありました色々お話していく中で、私の方から質問してみました私: 貧血がある事で、身体にはどんな影響があると思いますか(その方はヘモグロビンが10を割っている)女性 : 頭痛...
不定愁訴(何となくなく体調が悪い、頭が痛い…)を考える①2025.08.19 09:17誰しも経験はあると思います、何となく体調が悪い、疲れが取れない、イライラする頭が痛い、めまい、耳鳴り、立ちくらみこれらの症状が有り病院で検査をしても、原因となる病態が分からない時にこれらは不定愁訴(ふていしゅうそ)と言われます(カルテに記載されているかもです)定まらない愁いの訴え...
コレステロール値低すぎませんか?2025.07.04 11:59昨日栄養カウンセリングでお会いした60歳代後半の男性の方これまで年1回ほど栄養療法提携医療機関で検査を受けて頂き、栄養アドバイスをさせて頂いています。今回のご相談は膝・足関節の痛みで、最寄の医療機関内科、整形外科で検査をしてその検査を持ち込んでのご相談でした。私の方でも栄養療法の...
浮腫み(むく)について2024.09.03 11:16浮腫み・むくみ…少し前に20代前後の女性に浮腫んでますか?とたずねたら、むくみ?って?と逆に聞き返されて会話に詰まった事がありましたむくんでいる現象そのものを先に話そうか、むくみの原因などについて先に話そうかと迷うところですが浮腫み?って?と聞き返した女性は特別として、浮腫みの現...
健康レベルチェツク・血液検査をどう読むか④タンパク質分画2024.08.06 10:46血清に100種類以上あると言われるタンパク質を電気的な性質に基づき、アルブミン、α1-グロブリン、α2-グロブリン、β1-グロブリン、β2-グロブリン、γ-グロブリン6種類に分けて 割合・量、パターンを調べた検査です。これらのタンパク質はそれぞれ特有の役割があり、栄養状態や病態、...
健康レベルチェツク・血液検査をどう読むか③ 総蛋白2024.08.01 11:51健診や検診で、アルブミン値より先に記入されている検査項目、総蛋白(TP・トータルプロティン)について今日は書きます。血液中(血漿中)には、100種類以上のタンパク質が存在します。血漿中から凝固因子を取り除いた後の血清中の全タンパク質濃度を見ているのが蛋白値になり、g/dlで表され...