ナッツアレルギー

昨日日曜日の夜8時頃、家でまったりとしていると、携帯電話が鳴った

電話をかけてくるには珍しい知人からだ。

電話に出ると、知人の緊張した声で「一緒に住んでいるパートナーが、ナッツアレルギー起こしているぽいけど…どうしたらよいか」と。

電話口から、そのパートナーの咳き込んでいる様子の声が聞こえる

ナッツアレルギーを起こしたことはあるの? と聞くと、「有るらしい」と。

ナッツを食べたことは確かなの?と聞くと、「アイスクリームに少し欠片くらいがあったらしい」と。

今はどんな感じ?と聞くと、「気分が悪いと言っている」と。

あなたから見て顔色はどう?と聞くと、「そんなに悪い感じはしない」と。

咳き込んでいるのは聞こえるけど、苦しいとかは言っていない? 息する時ぜーぜー、ヒューヒューみたいなのは聞こえない?と聞くと、「大丈夫みたい」と。

瞼が腫れたり、唇が腫れたり、蕁麻疹みたいなのが出たりはしていない?と聞くと「大丈夫みたい」と。

例えばアレルギー症状が急に進んで、血圧が下がったり、呼吸する気道が狭くなったり、こういう状態をアナフィラキシーというのだけれど、ナッツアレルギーって、結構そういう状態になる事が心配されるので、大丈夫かもと甘く見ないで、病院、救急室に行った方が良いよ!

知人は救急受診するようにと言われたことで、少し驚いていたようですが

救急室に向かう途中や受診の時には症状は消えているかもしれないけれど、医療機関にこの人はこういうエピソードがあったという事を知らせるうえでも必要な事なので、救急受診はした方が良いよ!と知人に伝えた。

どうしたかな、救急受診したかな、とウトウトとソファーで仮眠していたら

0時過ぎ、知人からラインが入った。

救急受診しました。

病院行って、今帰ってきました。

胸元に湿疹が出来ていたみたいで直ぐに点滴してやっと落ち着きました。

直ぐに病院に行って良かったです。アドバイスありがとうございます。と。


クルミやカシューナッツなどナッツ類のアレルギーを起こす人が最近急増しているらしい。

栄養価が高いと健康志向の高まりで消費量が増えている事もアレルギー症状が増えている事の一因らしい。

知人は、私が医療職(元ですが)なので、対応について聞きたいと連絡をしてくれたんだと思う。

しかし、電話の向こうにいる相手であり、状態の観察も十分できないし

これがアナフィラキシーや、それへの進行過程だとしたら、医療職でも自宅(病院でないところ)での対応に限界があるので、即病院受診、それも救急室受診だよ!と、勧めたのでした。

私はラインの返信に下記のように書きました

大変でしたね、大事に至らずに良かったです。

今後の事もあるので、(食品はアレルゲンが混ざっているの事がわからずに食べる事もあるので)、アレルギー科のかかり付け医を持って、予防や、いざ起こった時の対応等の事を相談出来たら良いですね。と




栄養カウンセリングユウケイ

【沖縄県沖縄市】 看護師の知識・経験と分子整合栄養学を融合した栄養アプローチを提案します。