誰しも経験はあると思います、何となく体調が悪い、疲れが取れない、イライラする
頭が痛い、めまい、耳鳴り、立ちくらみ
これらの症状が有り病院で検査をしても、原因となる病態が分からない時にこれらは不定愁訴と言われます(カルテに記載されているかもです)
定まらない愁いの訴え、愁いという字は秋の心と書くように、季節の変わり目の様に症状は変化しやすいのかもしれませんね
私も、かつてこの不定愁訴に悩まされました
二番目の子の出産・育休を経て2年後に看護師として復職後に、その様々な症状が出ました
毎日のように感じる頭痛、一日1回はカロナールを服用
酷い乗り物酔い、便秘・下痢の繰り返し、これまで食べれていたゆで卵や芋類が咽に落ちにくい、咽の違和感がある、
外来の診療補助で患者さんの側に立っていて自分がめまいを起こすなど
自分の勤めている病院の内科、外科の診療科を受診し、血液検査・胃カメラ、甲状腺検査などをしましたが、どこでも結果は異常はないと言われました。
検査結果は異常がないと説明する内科外来の医師に、私はまだグダグダと自覚症状を訴えた時に、医師はカルテに『不定愁訴』と殴り書きっぽく書くのを、自分の目で見てしまったんです。それはショックでした。
なぜって?、医療従事者界隈で、不定愁訴という言葉は、精神神経障害の患者さんの訴えや、病気ではない詐病的な訴えの代名詞的に使われていたからです(当時の感覚です)
そしてその先生に、「心療内科の予約をしましょう」と言われたのです。
診療のその流れの中で(あぁ…先生は私の訴えは心の問題と思っているんだ…)と私自身は感じました。
心療内科の予約したのか、しなかったのかの記憶は定かではないですが、心療内科の受診はしなかったです。
その事があってほどなくして、息子が乳幼児健診で軽い貧血を指摘され、看護専門学校でお世話になった栄養士の先生の処へ食事つくりの指導を受けるために伺った時に
その栄養士の先生から、分子整合栄養学を教えて頂き、「あなたは自身の健康管理をきちんとしなさい」と言われたのでした。それが今につながっているというわけです。
分子整合栄養学がすすめる検査で、私自身はひどい鉄欠乏性貧血(当時の検査方法でフェリチン測定不能)でした
そして、鉄・タンパク質・ビタミンB群中心の栄養補給で、不定愁訴から脱出出来たというわけです。
そして、自分自身の体調が回復した時に周りをみると、同僚も患者さんも、『栄養障害じゃない!?』と思える人ばかりなのです。
医療現場では栄養療法の情報は入りにくいし、看護師の立場で栄養療法的意見も言えないし、ということで分子栄養学を集中して学ぶために、医療現場を離れ、、、今に至ると言うわけなんです。
分子整合栄養学を学んでは25年くらい、それで独り立ちしてからは20年くらい経つでしょうか…。
不定愁訴から、鉄欠乏性貧血へと進みたかったのですが、導入長くなってしまいました。
今回はここまで、また次回に!
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