お塩について、間が空いてしまいました
皆さんは、お買いものをする時に食品パッケージの裏まで見ていますか?
どの食品でも裏をひっくり返して見て、自分なりのこだわりが解決できるような内容が書かれているか確かめる事をお勧めします
お塩も、製品パッケージの裏をみてみましょう
まずは、原材料名をみてみましょう
残念ながら、天然塩ですとか精製塩ですの言葉で書かれている事はないと思います
原材料名として使える言葉は、①海水 ②海塩 ④天日塩 ④岩塩 ⑤湖塩 などと
決まっていています。
原材料名に続き産地が書かれています(書かれていない場合もありす)
しかし、原材料名だけでは天然塩か精製塩かを見分ける事はできません
次に製造工程をみてみましょう
製造工程を確認することで、天然塩か精製塩かの判断がつきやすくなります
天然塩の製造工程に使われるキーワードは
①天日塩(天日や風を使って塩分を濃縮する方法)
②平釜(密閉していない窯で煮詰めて塩の結晶を作る方法。日本では昔ながらの作り方)
③逆浸透膜(海水中の塩分を濃縮する方法)
④再生自然塩
一方精製塩の製造工程で使われるキーワードは
①イオン透過膜(イオン透過膜により塩分を精製)
②立窯(密閉した窯で平釜よりも効率的に塩の結晶を作る
③乾燥(加熱などにより塩から水分を蒸発させる方法。サラサラした塩になる)
④溶解(天日塩・岩塩などを水に溶かして濃い塩水を作る)
原材料・製造工程から天然塩を選ぶ際には、「海水」を原材料として、「天日」「平釜」と書かれている物をおすすめします。
パッケージをみても、製造工程が書かれていない?確認できない?という製品もあるかもですが…ん…そこは信頼できる製品かどうかと、私自身なら選択肢から外します。
次は成分表示の面からみてみましょう
パッケージの裏面に記載があります。
100g中の栄養成分表示です。
「ナトリウム」「マグネシウム」「カリウム」「カルシウム」の数値が記載されていると思います。
又は、「ナトリウム」以外の記載はなくて、「ナトリウム」か「塩化ナトリウム・食塩相当量」と記載があるかもしれません。
例えば栄養成分表示にナトリウム30gと書かれているとします。
塩化ナトリウム・食塩相当量を求めるには、ナトリウム量30(g)×2.54=76.2(%)となります。(ナトリウム量がmgであれば、( )㎎×2.54÷1000 となります)
塩はもともと海水から出来ており、ヒトの体液の塩分バランスは海水と近く、体になじみやすい塩は、海水のバランスを保っている塩の方が良いと考えられています。
塩のミネラルバランスは、80%前後(77.9%という説あり)が良い塩と思われます。
塩化ナトリウム・食塩相当量99%以上と記載がある場合は精製塩の可能性が高いです。
みなさん!! 買い物に行ったら、製品の裏パッケージを一つ一つ確認して、ブツブツと独り言をいう変な人になりましょう! 私みたいに!?
お塩について、まだまだ書きたい事あります
又次に!
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