2013年4月24日てぃーだブログより
精神科薬物療法勉強会で、栄養学的観点から私が感じたこと
ある病院の精神神経科からの報告
その病院は、妊娠周産期の精神神経症状の患者さんが
院内だけでなく他院からも紹介されてくる特殊性があるとのこと。
患者(妊産婦)さんを年齢層、患者さんの症状、患者さんの妊娠出産の経過を統計的にまとめ
妊娠.周産期に精神神経症状の出現する一因として、十代での妊娠、未婚での妊娠出産、夫との不仲、アルコール依存などをケースをあげて考察していました。
なんとなんと、大胆にも、私、、、発言してしまったのです
『気分障害やウツ状態などの精神神経症状は、貧血・鉄欠乏の特徴的な症状として捉えます。
女性や成長期は容易に鉄欠乏に陥りやすいのですが』
『女性のライフサイクルの中で、妊娠出産授乳の時期というのは、
最も栄養障害・貧血なっている時期で
そのことも症状の出現と関係があると思うんです』
『例えば栄養障害・貧血になっていなかったを知る事として
産婦人科での貧血検査とか、体重の事とかのデーターはなかったでしょうか』
と、ディスカッションの時に質問させて頂きました。
ケース紹介のあった医師より
『精神科にコンサルティングされた妊婦さんの大方が、貧血改善のための鉄剤は処方されているが改善出来ているかなどの把握はなかった』とのことです
ディスカッションで、他の病院の先生が
『自分も、妊産婦さんのウツなどの気分障害の症状は、貧血の人に多くみられる印象がある』
と、おっしゃって頂き
思いきって発言して良かった〜とも思ったのですが
でもでも、たぶん他の先生たちは
『おいおい、、なんでここで場違いなこと言っているの。。。』
みたいな目線で見られていたような気もします。
いろんな体の問題を
栄養ごときで?と思われても
また栄養の話?と思われても
みたいな、場違い発言と言われても
これも一つの啓蒙活動かなと…。
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