血液検査の深堀り、MCVの場合①

貧血検査で行われる血算といわれる検査でおおかた行われている項目にMCVという項目が有ります。

日本語に略したら、赤血球平均容積という項目です。つまりは赤血球の平均した大きさをみる検査です。

上にあげた検査結果はご相談に来られた方のですが、MCVの値が基準値を大きく外れています。

この方の検査結果は、WBC(白血球数)、RBC(赤血球数)、PL(血小板)も血球の数値が低いです。この方は二十年以上前に血液の病気を患った事が有ります。

私のクライアントさんになったのはこの10年ほどです。

病院での治療は二十数年前に終了したとの事ですが、この10年ほど見させて頂いているデーターはだいたい上の結果と似たような感じです。血液疾患の名残りみたいな感じでしょうか

この方の自覚症状は、頭痛、頭重感、怠さです。

栄養療法医師へ検査データーに基づいてアドバイスを受けると

『現在は血球数の変動はみられません。今のところ慢性的に経過している様ですが、急性変化も起こり得るので、分化誘導アプローチはしっかりされて下さい』と言われます。

この方に栄養療法医師からアドバイスされる栄養製品は、ビタミンB12・葉酸とビタミンAとプロティンです。

検査結果からHb(ヘモグロビン)、HT(ヘマトクリット)も低いので、鉄は?と指摘される方もいらっしゃるかもしれませんが、この方は何回か受けた栄養療法の勧める検査でフェリチンはほぼ正常の事が確認されているので、鉄欠乏は無いとの判断です。

みなさん、ご自身が受けた血液検査、どうぞどうぞ、ご自分の目で見てみて下さい

MCV、医療的基準値は85~102、分子栄養学栄養療法的には基準値90~95

MCVが基準値より低い時には貧血を疑います。

MCVが基準値より高い時にはビタミンB12・葉酸欠乏を疑います。

上の検査結果の方、ビタミンB12・葉酸を栄養療法医師の処方量を3か月をど続けると、 MCVが102~105くらいまで下がります。

完全な基準値までの改善ではないですが、手ごたえがあります。

継続出来ればよいのですが、栄養摂取は断続的なんです。

しばらく栄養摂取が途切れると、MCVは110を超えてしまいます。

今日はここまで。。。



栄養カウンセリングユウケイ

【沖縄県沖縄市】 看護師の知識・経験と分子整合栄養学を融合した栄養アプローチを提案します。