鼻血②(鼻血の正しい止め方)

5月25日(土)FMよみたんラジオ 体ふしぎビタミンパワーの番組で話した鼻血の事を 文字お越ししてみたいと思います。

『 体ふしぎ ビタミンパワー第三コーナーになります。

鼻血の正い止め方についてお話ししていきます。

鼻血が出た時に、丸めたティツシュを鼻に詰めて止めようとする人が多いと思います

でもそれは正しい鼻血の止め方ではないと、耳鼻科の医師は言います。

丸めたティツシュは、鼻の粘膜にとってはかなり硬いために、無理に鼻に詰めてしまうと余計に粘膜を傷つけてしまいます。またテッシュを取り出そうとしたときに、せっかく出来たかさぶたが剥がれてしまい、また出血してしまいます。

鼻の穴を左右両側のキーゼルバッハ部位(鼻の穴から2センチ上あたり)をつまんで、少なくとも5分くらい圧迫します。

姿勢は少し下を向くくらいが正しい方法です。

よく血液が鼻の外に出流れないように、上を向いてしまいがちですが、それは正しい方法ではありません。上を向いてしまう事で血液が喉まで流れ込んでしまい、それによって気分が悪くなり吐いたり、吐いた物が喉につまったりする心配もありますので、上を向く姿勢は良くありません。

また、鼻の上・眉間の下あたりをつまんだり、首の後ろをトントンとたたいたりする人がいますが、それらの動作に鼻血を止める効果はありません。

(ですのでここで利用した画像は、テッシュを詰めている、つまんだ鼻の場所が高め?   上を向いているで、正しくない鼻血の止め方の例になっています。)

鼻血が出た時に、自宅でまたは自分で出来る対処法を知ってほしいと思います。

鼻血は救急に受診する患者さんの中でも割合的には多い症状といいます。

鼻血が出た時は、初めての場合でも、経験があってもびっくりしますよね。

ご自分でも、ご家族や身近で遭遇した時にも、まずは落ち着いて、左右どちらの鼻から出ているのか、血液の量はどうなのかなどの情報整理をしながら、あわてず正い止め方で対処していきましょう。

それでもなかなか止血しないなどがあれば、まわりの人に援助してもらいながら、病院受診を考えましょう。 』

(番組後の反省、外傷時や頭を打ったときはそれに当てはまらないという事を言い忘れました。また短期間に頻回に鼻血を出す場合は、その時は止まったとしても内科的な異常がないかを調べてみる必要があるかもしれません、という事を言い忘れました)


栄養カウンセリングユウケイ

【沖縄県沖縄市】 看護師の知識・経験と分子整合栄養学を融合した栄養アプローチを提案します。