久しぶりのブログ更新です。
梅雨があけた沖縄、日照りと湿気で蒸し暑いです。
仕事をしながらや車の運転中に聴いているラジオから、パーソナリティさんが
「沖縄地方熱中症警戒アラート発令されています」と言っています。
熱中症警戒アラートって聞くけど何を指標にしているんだったっかな?
たしか暑さ指数的な事だったと思うけど…
調べたいこと、書きたい事はたくさんあるけれど…
今日はタイトルにある事について書いていこうかと思います。
熱中症・脱水症を予防するにも、お水の事を知っておくことは大切です。
日本の水はなぜ欧米に比べてカルシウムが少ないと言われているのかが、調べてみようと思ったきっかけです。
硬水と軟水は水の硬度によって区別されます。
硬度とは、水中に含まれるカルシウムやマグネシウムなどミネラル含有量の事を示しています。
ミネラル含有の多い水を硬水、ミネラル含有の少ない水を軟水と呼んでいます。
日本の水は殆どが軟水です。これは地形や地層の関係で水に含まれるミネラル成分が少ないためです。
水が自然の中を流れる過程で地層や石灰岩の中を長い時間かけて流れてくる過程でミネラル成分が水に溶け出ます。
私は当初は、日本は火山が多く土壌は火山灰で覆われているので、ミネラル含有は多いと思ってましたが、必ずしもそうではないようです。
日本は、密度の低い火山灰などの地層が多い上に、雨が多いため地中での停留時間が短く、
その上、土地が狭く河川の傾斜が急なため、河川を流れる時間も短く、あっという間に海に流れ出てしまうためミネラル成分が少ない水になってしまうとの事です。
WHO(世界保健機構)のガイドラインによると、硬度によって以下の様に分類されています。
硬度 0~60㎎/ℓ → 区分 軟水
〃 60㎎~120㎎/ℓ → 〃 中程度の軟水
〃 120㎎~180㎎/ℓ→ 〃 硬水
〃 180㎎/ℓ → 〃 非常な硬水
地形や地層といった自然環境によって左右されるため、日本国内でも地域差があります。
日本の平均高度は50~60㎎/ℓ
概ね、北海道、東北、中部、近畿、中国地方は硬度が低め、
関東、四国、九州、沖縄地方は硬度は高めとの事の様です。
水道水の水質管理目標設定で、水の美味しさの観点から硬度を10~100㎎/ℓにするように、日本では定められているのだそうです。
ですので日本国内の水道水は、WHOの基準からみると軟水から中程度の軟水になるのですね。
スーパーマーケットやオンラインストアで硬水を購入する事が出来ますが、ミネラルウォーターとして販売されている硬水の多くが、ヨーロッパのお水が使われています。
硬水の中にも、硬度差が有り、200㎎/ℓ以下のものから、1000㎎/ℓを超えるものなど有ります。
製品ボトルの表記を確認して自分の体質や好みに有った物を選ぶ事が大切です。
次回、健康に合わせてのお水の選び方について書いていきましょう
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