ビタミンEにはトコフェロールとトコトリエノールの2種類があり
さらにそれぞれに、α(アルファ)、β(ベータ)、γ(ガンマ)、δ(デルタ)の4種類の
同族体があります。(同族体と…難しい言葉ですが、化学的性質が類似した有機化合物という感じです)
つまりは、トコフェロールの仲間にα、β、γ、δがあり、トコトリエノールの仲間にもα、β、γ、δがあり、ビタミンEの仲間は8種類あるという事です。
食品に含まれるビタミンEにはα-トコフェロールとγ-トコフェロールを含むのが多く
トコトリエノールが含まれるのは、パーム油や米油に限られてます。
ビタミンEには合成型、天然型とあるのはご存じだと思います。 (前に書いたティーダブログで書いたな…。)
ビタミンEを含む食品は、うなぎ、アーモンド、カボチャなどに含まれます。
うなぎ100gに約7.3IU、アーモンド10粒(14g)に約6.0IU、
カボチャ50gに約3.7IU が含まれています。
食事摂取基準により、サプリメントなどでの食品表示はα-トコフェロールのみです。
α-トコフェロール1mgは天然型では1.49IU、合成型では2.22IUに相当します。
摂取の目安は、成人男性で約9~10.5IU、成人女性では約7.5~10IU ですが…
活性酸素障害を回避する、血管血流障害を改善する、酸化ストレスから体を守る為には
一日150IU以上の摂取を勧めています。
次に、私達の体で最も活性酸素障害を受ける細胞膜とビタミンEについて書きます。
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