症状の原因となる器質的、全身性、代謝性疾患が無いにもかかわらず、慢性的に心窩部痛や胃もたれなどの心窩部を中心とする腹部症状を呈する疾患と、定義されています
私のとこのクライアントさんのNさんは、この4月の初めころから、みぞおちの不快感、ムカムカ感、食欲不振があり、そのころに予定していた人間ドックに胃カメラを追加しました。
人間ドックで受けた血液検査、胸部レントゲン、胃カメラの検査は異常は云われませんでした。検査に異常なしとの事で一安心しましたが症状は続いていました。
5月初旬に消化器内科クリニックを受診し、自覚症状を話すと、胃カメラと腹部エコー検査を勧められて受けました。
胃カメラ、腹部エコー検査の結果に異常はみられずに、そこで医師から機能性ディスペプシアが考えられると言われました。
医師に希望なら胃薬を出しましょうと言われ、さほど薬は必要ないのだろうと、お薬の処方は受けずにいます、という時点でのご相談でした。
N子さんご自身でもすでに耳慣れない機能性ディスペプシアについて情報を得ていました。
N子さん自身は何がストレスなのかの自覚は無いとの事でした。
(N子さんには10年前にある癌に罹患し治療した経緯があります。そのご病気の事をいつも気にされていて、再発や転移を予防するための早期発見の検査を自分の方から計画的に行っている事も、私の方から見ているとストレスではないのかな…と感じたりします)
機能性ディスペプシアは、検査を受け異常無しと診断された途端に治る人もいれば、症状が何ヶ月も長引く人も少なくないといいます。
機能性ディスペプシアの一因と考えらえれるのがストレスです。
精神的にストレスを受けると、自律神経が乱れたり、脳からのストレスホルモンが分泌されたりで、脳内の痛みに関わる箇所が過敏になったりするため、消化管に様々なトラブルが出てくるのです。
N子さんは、5月中旬に海外に住んでおられるご家族の元に旅行を予定をしているので、その時までは症状を落ち着かせたいとのご希望でした。
栄養療法医とご相談し、グルタミンというアミノ酸のサプリの提案があり、旅行に持参したようです。
2週間ほど、海外で過ごし5月下旬に帰ってきて、早速のご報告がありました。
『万全とは言えませんが、海外での生活も楽しく、何でも食べれました』
『海外で生活する家族が元氣で頑張っているのをみて安心しました』と。
今日はここまで…
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