子供のワクチン・スケジュール①

私自身の子育て中にはかなり神経質に取り組んでいたし、また小児科クリニック勤務時代は、子ども達へのワクチン接種は外来業務の1つでもあったので、ワクチンについて多く学ぶ機会があった。

自分の子供へのワクチン接種については、成人手前までは一応親の意見を優先し、インフルエンザワクチン、子宮頸がんワクチンは受けさせない事を選んできた。

それから10年あまり、コロナ感染症以前まではワクチン接種というものに私自身は無頓着でいた。

ここ最近、仕事関係の筋から、お子さんのワクチン接種スケジュールについて、何を優先して受けるべきかのご相談を受ける機会があり、昨今の子供のワクチンスケジュール事情などを調べてみると、びっくり仰天!! 

もう私の子育て時代の1.5倍から2倍ほどのワクチンの種類と回数のスケジュールが今の子供たちに課せられている(?)ではありませんか!!

ご相談に来られた方(子供のお母様)の話によると、行政に相談するとワクチンの多くは優先するものとの話しがあり、だから調子のよいときに同時接種でこなすしかないと言われるとのこと…。

一緒に学びながら、その子に必要なものを、出来るときにやっていきましょうとなりました。

それで、少しずつ子供のワクチン、スケジュールについて書いていきたいと思っています。

最初は4種混合ワクチンについて

4種混合などと聞くと、子どものワクチン接種の事と考えが追い付かない人は何のスポーツ?と思うかもですね。

私の子供が幼少期は、3種混合ワクチンでした。

ジフテリア・百日咳・破傷風の3種で3種混合ワクチン(DPT)と呼ばれていました。

そしてそれに、1980年代から経口摂取されていたポリオの生ワクチンが、注射の不活化ワクチンへ変わり、2012年から3種に加わり4種混合ワクチン(ジフテリア・百日咳・破傷風・ポポリオ)としての接種になっています。

接種する時期は、生後3か月から12か月までの間に3回接種し、その後6か月以上あけてさらに1年半の間に1回接種し(4回目)、11歳以上~13歳の時期にジフテリアと破傷風を1回追加接種するスケジュールです。


今日はここまで

次回4種混合ワクチンは、またはそれぞれは、どれくらい必要?を考えてみたいとおもいます。





栄養カウンセリングユウケイ

【沖縄県沖縄市】 看護師の知識・経験と分子整合栄養学を融合した栄養アプローチを提案します。