鼻血(体ふしぎビタミンパワーの文字お越し)

5月22日(土)のFMよみたんラジオ 体ふしぎビタミンパワー

第二コーナー鼻出血について話したところを、思い出しながら文字お越しをしてみます。

『 第二コーナーでは、ここ最近私の方に持ち込まれた体の不調についてのご相談から、その不調の原因や対応などを、ここで掘り下げていきたいと思います。

体の不調の相談のトップバッターは、鼻血です。成人男性のご家族から、その男性の鼻血が止まらないとの事でお電話がありました。ここでは、プライバシーの面からその男性の事ではなく、一般的な情報収集についてや考え方をお話しします。

鼻血が出たとの訴えがあったら、まず出血が続いている時間はどれくらいか、出血の量・出方はどうか、どちら側の鼻から出ているか、肝硬変や血液の病気などはないか、血液サラサラの薬は飲んでいないかなど、可能な範囲で情報収集します。

(放送後の反省…今現在鼻血の止血をどのようにしているか、どれくらいの時間しているかの鼻血を出す頻度などの情報収集が抜けていた)

一般的に鼻血の起こる場所は、鼻の穴から上の方2センチほど奥のところにある、鼻の内側の空間を左右に分けている壁の表面のキーゼルバッハ部位という部位で出血は良く起こります

この部位は細かい血管が網の目の様に集まった粘膜の状態です。

又、鼻の穴の近くにある為に、鼻をほじくったり、強く鼻をかんだりすることで血管が傷ついて出血しやすいわけです。

子供の鼻血の9割は、このキーゼルバッハ部位を傷つけた事が原因だといいます。

鼻血で病院を訪れる患者さんの数は、圧倒的に冬が多いといいます。

乾燥によって粘膜が傷つきやすくなっている事が原因だと思われています。

また寒い屋外と温かい室内の温度差が大きく、血圧の急激な変化が原因の一つとも思われます。

鼻血を出して病院を受診した際に、医師や看護師さんは、最初はどちら側の鼻の穴から出ましたか?とか、最初は鼻でしたか? 口でしたか?と聞かれることがあると思います。

最初に鼻から出る場合は、このキーゼルバッハ部位からの出血の事が多く、左右どちらの鼻から出たかを聞くことで出血場所を想定します。

また最初に口から血液が流れてきた時には、キーゼルバッハ部位里も奥の方かもしれないと想定し、それなりの処置を考えるわけです。

一般的に奥になればなるほど、止血はしづらくなるんのです。


ハイ、ここで中休み、曲をお聴き下さい



栄養カウンセリングユウケイ

【沖縄県沖縄市】 看護師の知識・経験と分子整合栄養学を融合した栄養アプローチを提案します。