コレステロール悪者にしないで③

私たちの体のコレステロールはどのようになっているのでしょうか

多くの方が、食べ物から取り入れたコレステロールがそのまま吸収され、体の各場所に運ばれていくと思っているのではないでしょうか?(私も前はそう思っていました)

私達が食べ物から摂り、吸収されるコレステロールの量は、一日に約300mg〜500mgほどです

実は、食べ物から吸収されるコレステロールよりもかなり多くの量を体内で作っているのです。

私達が一日に必要とするコレステロールの量は約2000mgと言われています

このうちの約20%は食べ物から取り入れ

残りの80%は主に肝臓で作られているのです

もし、コレステロールを食事でたくさんとった場合

肝臓で作る量を減らし、体の中のコレステロール量を調整します

逆の場合、食べ物からのコレステロール量が少なくなると、肝臓でつくる量を増やします

食べ物からとれない分を、体内の材料を元に肝臓でリサイクルして作ります

しかし、慢性的な栄養不足の場合、リサイクルでは間に合わず欠乏状態に陥ります

成人でコレステロール値160以下は栄養障害を考えます

ある病気がきっかけで、〇〇〇〇療法という食事治療を受けるようになった女性の方は

玄米菜食、四つ足動物の食品はダメ、脂分の制限、塩分の制限の食事治療して3ヶ月ほどで

総コレステロールが120〜130へ低下

体重が4kg減少、月経の消失、しかしご本人は『元気』とお話しさされる。

ご家族と一緒にご相談に来られて、ご家族はご本人のかなりの食事制限を気にされている。

             ー2011年6月26日 てぃーだブログ ユウケイ通信より抜粋ー


栄養カウンセリングユウケイ

【沖縄県沖縄市】 看護師の知識・経験と分子整合栄養学を融合した栄養アプローチを提案します。